皇子山公園に桜が咲きました。
あの淡いピンクの花がなんとも心を和ませてくれます。
その反面、何だかもの悲しいくらいの気持になるのは何故でしょうか。
それには意味があったのです。
桜の物語を知っていますか?
では、紹介します。
男友達2人が同じ女性を愛してしまい互いに苦しみます。
やがて男は、言い争いや喧嘩が絶えなくなりました。
その2人を見た女性は、自分の存在が2人の争う原因なのだと思い、ある日自殺をしてしまうのです。
争い事は止めて元の仲の良い友達になってほしいと願いを込めて・・・・。
それを知った男たちは彼女を失ったことで自分たちの争いがなんとも無意味なものであったことかと気づくのです。
どんなに後悔してもどんなに泣き叫んでも彼女はもう戻って来ない。
生きる力を失った彼らの目の前になんとも美しい花が咲いたのです。
しっかり力強く私の分まで生きてと。
彼女の生まれ変わり。それが桜なのです。
男と女のはかなく切ない感情が桜の花に込められていたのです。
だから、桜を見るたびにこんなに心切なくなるのだと思いました。
今年は、そんな気持で桜を見てみたら如何でしょうか?
あなたの心に彼女の声が届くかもしれません。
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