本当の優しさは

あまりにも忙しくバタバタしているので
心を落ち着かせようと思い
映画「てんびんの詩」の制作者である鍵山秀三郎氏の講述書を
取り出しました。
第３集の「日々清掃」。
その一部を紹介します。
鍵山さんが相田みつをさんに書いていただいたものだそうです。
つまずいたおかげで
つまづいたり転んだりしたおかげで
物事を深く考えるようになりました
過ちや失敗を繰り返したおかげで
少しづつだが、人のやることを温かい目で
見られるようになりました
何回も追い詰められたおかげで
人間としての自分の弱さとだらしなさを
いやというほど知りました
騙されたり裏切られたりしたおかげで
馬鹿正直で親切な人間の温かさも知りました
この言葉私も身にしみて感じます。
結局人は、人によって傷つけられ、人によって癒される。
その繰り返しなんだと思います。
できれば人を癒せる存在のほうがいいですよね。
騙したら裏切ったりするよりも。
騙したり裏切ったりする人は、意思の弱い人だと思います。
本当の優しさって、芯の強さだと私は思います。
私はそんな芯の強い優しい人でありたい。