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父の命日

今日は、父の命日。
18年前の今日他界しました。
あの日の事は、今も明確に覚えています。
京都に住んでいた私を待っていたかのように
私の到着を確認するかのように、その日の夜
息を引き取りました。
息を引き取る瞬間、そばにいたのは、私だけ。
きっと一番末娘が心配でたまらなかったのでしょう。
私の両親は、私が北海道から京都へ転勤するとき
「人様に好かれる人になりなさい」
「たとえ親が死んだときでも、自分のやるべき仕事に穴をあけるな」
そう言って送り出してくれました。
京都への転勤という期待ともう一生親に会えないかもしれないと
いう不安を抱き泣きながら駅に向かって歩いたのを
今でもはっきり覚えています。
父も、母も明治生まれ。
そんな二人は、本当に厳しかったです。
子どものころは、うちだけどうしてこんなに厳しいのか。
いやな思いをしたこともありました。
でも、今は父と母の子であることに誇りを持っています。
天国の父さん、母さん、
私は、真面目に頑張っています。
あなた方の教えをしっかり守って。
私は、幸せだから安心してね。
いつの日か、娘の愛もこんなことを思うようになるのだろうか・・・・

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Last-modified: 2024-12-05 (木) 23:46:26 RSS