「あなたは、おじい様から頂いた徳がある」
先日、四柱推命学の先生から言われた言葉です。
なぜ、今の私があるのか?
なぜ、自分にも人にも厳しいのか?
なぜ、こんなにも仕事をしたがるのか?
なぜ、こんなにも人に尽くしたがるのか?
初めてわかったような気がします。
DNAの凄さを身震いするほど感じた一瞬でした。
ここで愛読書の一部を紹介します。
著者 寺師睦宗
三笠書房 知的生き方文庫
安岡正篤「やりたいこと」を必ずやり遂げる生き方
から私の好きな一部を抜粋します。
人間には、本質的要素と付属的要素の
二つの面がある。
たとえば、木でも、根とか幹がなければ
木は成り立たない。
根や幹があるからこそ、花が咲き実も成る。
つまり、根や幹は本質的要素なのだ。
これに対して枝とか葉、また花や実は
いくら美しくても、またいくらおいしくても
付属的要素にしかすぎない。
あればいいけれども、なくても別に困らないものだ。
人間の本質的要素とは、何だろうか。
それは徳とか徳性である。
人が人を愛するとか、人のために尽くすとか、
人に報いる、あるいは清潔、真面目、質実といったようなことだ。
そうしたものがなくなったとき、人間が
人間たり得るかということを考えてみれば
それは、理解できるだろう。
人を愛さない、人のために尽くすことができない、
人から何をされても報いることを知らない、
不潔である、不真面目であるということになると
これはもう人間とは言えない。
いつも私は、この言葉を忘れずにいたい。
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