「私は、人前で話すのが苦手です」
「コミュニケーションをとるのが苦手です」
あちこちの研修で良く聞く言葉です。
では、コミュニケーション能力の高い人とは
どんな人の事でしょう。
皆さん、大きな勘違いをされているように思います。
多弁で上手い話が出来る人をコミュニケーション力が
高いと思われているようですが
それは、違います。
むしろ低い人です。
独りよがりで、常に自分が中心になって話し続ける人は、
相手の話や考えを理解できるチャンスを逃しているのです。
それでは、コミュニケーションが成り立たない。
コミュニケーション力の高い人とは、
人の話に耳を傾け、
話の内容をしっかり理解できる人のことを言います。
そのうえで、自分の考えと相手の考えをぶつけ合い
そこから新たなイノベーションが起き、
コミュニケーションが深まるのです。
いつも、独りよがりのワンマンショーをする人、
自分の考えを言えずにただ、黙って聞いているだけの人、
いずれもコミュニケーション力が高いとは言えません。
いろんな場へ出て、いろんな人と会話をし、
議論を恐れずに人とのかかわりを持つ。
一緒にいる時間は、お互い貴重なものです。
それを、自分一人がワンマンショーを
しているようでは、いけません。
話し手、聴き手をバランスよくすることで
コミュニケーションが深まって行くのです。
日頃の、自分スタイルを見直してみましょう。
たまにはじっくりと物事を考える
余裕の時間を持つ事が大事ですね。
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