いつも笑顔でいなさい。
育ってきた環境や職場、いろんな研修でよく耳にします。
私自身もそういう認識をしてきました。
しかし、最近、経営コンサルタントや研修の講師と会う機会があり
そこで出た話題は、「いつも笑顔でいよう」は、おかしい。
たとえば失敗してニッコリ笑顔で「申し訳ございません」と言われても
本当に反省しているのか、事の大事さを分かっているのか、相手に通じてこない。
この様な接客じゃお客様がお怒りになるのは当然。
相手が本気で真剣な話をしてもにこにこ笑顔で聞いているだけでは、
真剣さも通じてこないし頼りない。
場合によっては、軽視して人をばかにしているのか!
ともとられかねない。
本質を分からずいつも笑顔でいる人は、ちょっと考えもの。
単に人に良く思われたいだけで笑顔でいる。
楽しい人、いい人と思われたいから笑いをふりまく。
それでは、その場限りの関係にとどまり、信頼関係を築くのは難しい。
たとえ嫌われても、本物・真実を追求しより質の高い仕事をするためには議論もする。
喧嘩にもなる。本気に仕事をするという事はそういうことではないか。
当然、出た結果には、チーム一丸となって動く。
そして、目標を達成することで信頼関係は生まれてくる。
だれもが頭では、分かっていますが、実態は???
そんな会話になり、人材育成の難しさの再認識と自分の意識改革にもなりました。
みなさん、ありがとうございました。
« 前の記事へ | ブログトップに戻る | 次の記事へ » |