静寂に包まれた浄土院は、伝教大師最澄の廊所でもあります。
行くのは、今日で二回目です。
私の誕生日は、最澄と同じ8月18日。
自分の今の仕事が必然から成り立っているのではと思わざるえません。
教育を生涯の仕事として、改めて思いが強くなりました。
浄土院を後に、
安楽律院へ。みごとな山門が残っています。
安楽律院は、985年に藤原師輔により開祖された念仏道場。
江戸期に厳格な戒律主義を提唱し比叡山に一石を投じました。
昭和24年、放火により焼失したが二棟のお堂、護摩堂、山門のみが残っています。
現在は、淋しい無住の廃寺同様になっています。
山門をくぐり抜け歩いて行くと想像以上に広く驚きました。
久しぶりに自然に触れ、心身ともに洗われた気分です。
どんな時代でも、教育が一番大事。
厳しい時代こそ、教育、人づくり以上のものはありません。
教育とは、ただ教え、頭に詰め込むことではありません。
自分で考えさせ、1人1人の持っている可能性を引き出してあげること。
精神的・経済的自立をし、社会に貢献できる人材を輩出すること。
果たして今の教育の在り方は?
誰もが疑問を持ち、考えてみることが今、必要ではないかと思います。
ますます、産・官・学・宗・民との連携が大事ではないでしょうか。
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