今週末が桜の見どころ。
毎年美しい花を咲かせる桜の木。
桜の悲話を知っていますか?
昔、とても美しい女性がいました。
その女性に二人の男性が恋をしました。
その二人は、親友です。
とても仲のいい二人がいつか女性を奪い合う関係になってしまいました。
だんだんエスカレートし激しい争いをするようになった二人。
そんな二人の男性を見て女性は心を痛めました。
私の存在が親友であった二人の仲を裂いてしまった。
私がいなくなれば二人は元の仲の良い友達に戻れる。
そう思った女性は、自らの命を絶ちこの世を去りました。
その翌年女性が亡くなった場所に美しい花が咲いたのです。
それは、それは美しい花でした。
それが桜だそうです。
その話を聞いた時、心にジーンときました。
だから、桜の花はあんなに美しく、はかないのでしょうか。
そういえば桜という字は、女という字がはいっていますね。
そんなことを思いながら見る桜は、一段と美しく、切なく、
もの寂しくさえ感じます。
命をかけて人を想う。
愛とは、そういうものなのでしょう。
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