この1年間、たくさんの企業さまを訪問させていただきました。
その中から、見えてきたこと。
創業者からご子息に経営継承された企業が4社もあり、共通の課題を抱えておられました。
業種は違いますが、悩みや問題は同じです。
さて、その共通の課題とは、何でしょうか。
業務は、大きなトラブルもなく、従来通り流れており、大丈夫なのですが、問題は人事管理。かなり難しいようです。
このことについて、二代目の経営者さまへ、お伝えしたいと思っています。
企業は、人なり。
いかにコミュニケーションをとっていくかの仕組みづくりが必要です。 出来れば、事前に、現場の様子をじっくり伺い、声を聞くこと。
その際、注力していただきたいのは、ベテランの従業員への配慮です。特に、二代目経営者より、キャリアも年齢も上の人が多い企業は、新組織の在り方を十分理解していただかないと、後々ごたごたします。
まずはヒアリングを行い、その上で、こちらの意向を伝えるようにしていただきたいです。コミュニケーションは話を聞くことから。二代目経営者は、長年事業を担ってきたベテラン従業員の方々に対して、はじめはひたすら聞き役に徹するだけでも結構です。
そしてそこから組織活性化のために、改めて職場環境の見直し、人事や仕事の見直しを行い、自社の強み・弱み等を洗い出し、改善、改革に活かしていくこと。
最初が肝心です。
新たなスタートを切るために、二代目経営者が一番にやるべき重要事項が、職場内の信頼を得ることだと思います。
経営継承、職場環境改善などについて、何か課題を抱えておられましたら、弊社まで、何なりとご相談ください。
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2016年3月 黄瀬紀美子