コロナ禍の影響で、対面での授業や講演などが長らく中止になっていましたが、先日久しぶりに対面講義をさせていただきました。
もちろん「三密」を避けて。
参加者は手指の消毒とマスクの着用を義務付け、会場は席の間隔を空け、十分に換気を行った上での講義です。
オンライン授業やミーティングも定着しましたが、やはり対面の方が、自分には向いているなと感じました。
講義のテーマは「IT倫理」について。
ビジネスパーソンに限らず、すべての人が学ぶべきテーマと思います。
今般のコロナ禍でも、私たちは人と繋がるツールであるインターネットの恩恵に預かっています。
その反面、使い方次第で非常に危険なものになってしまいます。
誰もが簡単にアクセスできるSNSは、便利な反面、不用意な一言や行動が、人を傷つけ尊厳を奪ってしまうことを自覚しなければなりません。
顔が見えないから。匿名だから。みんなが言っている(やっている)から…
一人ひとりの無自覚から発生したSNSの誹謗中傷によって、若い命を落とさせてしまったニュースは、記憶に新しいと思います。
誰しも被害者や加害者になる可能性があります。
今一度、SNSの利用の仕方に注意喚起が必要です。
特に未成年者。
携帯電話を持たせる前には、必ず学ばせてください。
精神的に未熟で、経験値が低く、扇動に乗りやすい傾向があります。
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誰しもを加害者にも被害者にもしないためにも、今一度学んでみませんか。
2020年7月 黄瀬紀美子