京都府木津にある有名日本料理店様より、フロアマネージャーとしての業務依頼をいただきました。
これは20年間、いつか手がけたいと自分のなかであたためていたことで、ご指名いただいたときは、思わず喜びの声をあげてしまいました。
さて、みなさんのお好きなお店を1つ、挙げてみて下さい。
そのお店を挙げた理由は何でしょう?何に魅力を感じておられますか?
メニューやアイテム、しつらえ等はもちろん重要ですが、それを担うのは「人」であり、全ては「人」の働きがあってのことだと思います。
レストラン、ホテル、デパートの売り場、銀行のロビーといった「フロア」は「舞台」のようなもの。そこがお客様にとって心地のよい空間として成立させられるかどうかは、フロアで働く全てのスタッフにかかっています。
フロアが舞台ならば、スタッフは役者、フロアマネージャーは「舞台監督兼シナリオライター」でしょうか。
「お客様に『また来たい』と思っていただくために、どうしたらいいか」ーー多くの経営者が悩んでおられます。
そのような声にお答えするとき、わたしは「まずはスタッフの一人一人が『ここで働いていてよかった』と思えるようになるためにはどうしたらよいか、考えていきませんか」という提案をします。
スタッフのやる気を引き出し、すてきな舞台を演出したい。
まずは自ら率先して動いていきたいと思います。また、マニュアルの整備や、サービス向上のための実行計画について等、このコラムでも触れる予定ですので、どうぞご期待くださいね。
フロアマネジメントに関するご相談も、随時承っております。なんなりとお尋ねくださいませ。
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2014年7月 黄瀬紀美子